『プゴロク』では、プログラムのソースコードがすごろくとして表されます。ソースコードの 1 行がすごろくの 1 マスに当たり、マスの中には 1 行分のソースコードが書かれています。普通のすごろくを遊ぶときにはマスに書かれた指示に従いますが、『プゴロク』を遊ぶときにはマスに書かれたソースコードの内容に従います。スタートからゴールまでのマスに書かれたソースコードをつなぎ合わせると、実際に実行することができる一つのプログラムになっています。
マスの中にはソースコードだけでなく、普通のすごろくと同じように日本語でも指示が書かれています。そのため、ソースコードが読めなくても『プゴロク』を遊ぶことができます。コマを動かしながら遊ぶことで、プログラムがどのように動作するのかを体感することができます。また、マスに書かれたソースコードと日本語の指示を見比べることで、ソースコードの意味を理解することができます。
『プゴロク』と普通のすごろくには、一つ大きく異なる点があります。普通のすごろくでは、サイコロを振ってコマを進め、コマが止まったマスに書かれた指示を実行します。しかし、『プゴロク』では、コマが止まったマスだけでなく、コマが通過したすべてのマスの指示を実行します。その他は、普通のすごろくと同じように遊ぶことができます。
プログラミング初心者の方の中には、ソースコードとプログラムの動作がどのように対応しているのかをイメージできずにつまづいてしまう方がいます。『プゴロク』で遊ぶことで、ソースコードとプログラムの動作の関係を体感的に学ぶことができます。